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相馬が決勝の25メートル弾 監督からの助言効く「雨もあるし伸びるから打ったら入る」【グランパス】

2022年5月21日 18時20分

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清水―名古屋 後半、チーム2点目のゴールを決め、イレブンに祝福される名古屋・相馬(中央)

清水―名古屋 後半、チーム2点目のゴールを決め、イレブンに祝福される名古屋・相馬(中央)

◇21日 J1第14節 清水1―2名古屋(IAIスタジアム日本平)
 驚きを含んだ大歓声が、アイスタの空に響いた。1―1の後半ロスタイム4分。左サイドからボールを受けた相馬は中央をドリブルで駆け上がると、思い切って右足を振り抜いた。「ボールが今回から変わって、芯に当たれば伸びる感じだった。試合前に健太さんからも『雨もあるし伸びるから打ったら入る』という話をされていた」
 地をはう弾道のボールは「理想通り」(相馬)に伸び、左ポストをたたいてゴールへ。決勝の25メートル弾を沈めた背番号11は「14節で(今季)初ゴールで安心した。体が自然に動いた」と、両手を広げながらグランパスサポーターのもとへ駆けだした。
 守勢に回り、逆転被弾もちらついていた厳しい展開で今季初の連勝を射止める一撃。主将のMF稲垣も「この循環が今まで自分たちが求めていたこと。今のチームにとって大きい」とその価値を語る。
 相馬を駆り立てたのは、危機感だった。逆転負けした7日の横浜M戦(日産ス)、相馬は途中出場するもチャンスで判断ミスを犯すなど精彩を欠き、流れを変えることができなかった。長谷川監督は「チームにとっては非常に苦しい」と、FW陣の奮起を求めた。
 「今日、途中から出る時に『流れを変えないとまずいな』と思いながら、逆にそれが自分でいい方に回っていった」と相馬。「あそこでああいう話をしてもらったからこそ」と指揮官からの喝を力に変えられた実感を込めた。
 ゴール後、4月26日の長男誕生にちなみ、親指をくわえるポーズを披露した。「ありがとう(という気持ちで)。家族にも支えられているので」。今季初得点、兼パパ初弾で劣勢をひっくり返した。

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