【MLB】カブス・鈴木誠也が休養欠場…不振の原因は「球審の厳しい判定」「見逃しの多さ」と米メディアが指摘
2022年5月21日 17時40分
◇20日(日本時間21日)MLB カブス6―10ダイヤモンドバックス(シカゴ)
カブスの鈴木誠也(27)は当初の予定通りに休養を与えられ、今季3試合目の欠場となった。カブスは打ち負け、今季4度目の3連敗。15勝23敗でナ中地区4位は変わらなかった。
鈴木は前日の同カードで7試合連続安打がストップ。開幕10試合は打率・429、4本塁打、11打点と“打ち出の小づち”状態だったが、それ以降の25試合は打率・191、ノーアーチで7打点と冷え込んでいる。
米スポーツサイトのブリーチャーネーションは、原因として「球審の厳しい判定」「見逃しの多さ」の2点を指摘した。
前日の第1打席は全4球を見逃し、三振。だが、大リーグ公式データシステムのスタットキャストによる打席チャートは、ストライク3球のうち2球がボールゾーン。同サイトは「3球とも見逃しで三振とはクールだね」と審判を皮肉った上で、「これがスランプの唯一の原因とは言わないが、こういうことが起こり続けるのは全く助けにならない。彼自身のストライクゾーンを打ちにいけなくなる」とした。
鈴木は4月26日のブレーブス戦と今月14日のDバックス戦でも完全なボール球を見逃し三振と判定され、14日は試合中継局マーキーSNのサトクリフ解説者が「ストライクゾーンの何たるかを分かっている偉大な打者を、まるでルーキーであるかのように扱うな!」と怒りを爆発させていた。
また、同サイトはスランプのもう一つの要因として「直近25試合はストライクのスイング率がわずか11%で、この間の三振率は35・1%。ストライクの見逃しが多いからこそ、三振が問題点となっていると推測できる」とした上で、「直近11試合のwRC(リーグ平均を100で算出した得点創出力)105は復活の兆候なのかもしれないが、それでもその間の三振率は36・6%と高い」と指摘した。
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