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遅いボールの打ち方 どう教えれば

2022年5月21日 05時05分

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 【質問】小学生を指導しています。遅いボールを打つときのタイミングはどう教えたらいいでしょうか。体が前に出てしまい、なかなか打てません。 (東京都中央区 Eさん)
 【答え】変化球がない学童野球では、投手は打者のタイミングを外すため抜いたような遅いボールを投げます。ストレートの速い投手ほど緩急の差が大きくなり、打者は打ち崩すことがなかなかできません。遅いボールは引き付けろとか突っ込むなと教えても、簡単には理解できないでしょうね。打席では、ほとんどの子が速い球を意識して待っていると思うので「遅い球が来たら反対方向に打ちなさい」くらいの指導でいいと思います。それだけでも、打つポイントが近くになり、体が前に出るのを防ぐことができます。
 中学生以上になって、カーブやフォークなど変化球に対する技術を覚えても、遅い球に対して体が前に突っ込む選手が多くいます。大学生を教えていたときに私は、タイミングを外されたらファウルで逃げろと教えました。ステップした後、前に突っ込むのを我慢してボールを引き付けてカットすれば、もう一度打つチャンスが来ます。プロのレベルでは、タイミングを外されたときに自分の形(打撃フォーム)をいかにほどかないかで一流と二流に分けられるといわれます。どんな形になっても自分のスイングができるかどうかで勝負になるのです。(慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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