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ロックバンド「わんにゃん」 浜松出身・チワワさん、29日に凱旋公演

2022年5月21日 05時05分 (5月21日 10時34分更新)
29日にライブを行う「わんちゃんわんわんねこにゃんにゃん」。手前右がチワワ・ジャップ・Jr=チワワ・ジャップ・Jr提供

29日にライブを行う「わんちゃんわんわんねこにゃんにゃん」。手前右がチワワ・ジャップ・Jr=チワワ・ジャップ・Jr提供

 犬と猫のかぶり物をした地球外生命体が、音楽を通し、人間の「オトモダチ」と交流を深める−。そんな奇抜な設定を持った、浜松市出身のメンバーを擁するロックバンド「わんちゃんわんわんねこにゃんにゃん」(通称・わんにゃん)の浜松公演が二十九日、同市中区のライブハウス「浜松窓枠」である。同市出身でギターのチワワ・ジャップ・Jrは、「上京して十年。地元で一つ、大きな仕事をするのが夢だった」と思いを語った。 (山手涼馬)
 メンバーは、マンチ漢(ボーカル)、ゴールデンくんか君(ギターボーカル)、チワワ・ジャップ・Jr(ギター)、ペルシャ御来光(ドラム)の四匹。犬と猫の立場から俯瞰(ふかん)的に人間について綴(つづ)った歌詞と、ツインボーカルが作り上げる独特のメロディーが魅力だ。
 昨年十月にファーストアルバム「#オトモダチ」を自主制作。わんにゃんにちなみ、「1122」枚以上売れたらツアーをするという目標を達成した。今年三月から東京・名古屋・大阪の三都市で公演し、いずれもチケットが完売。追加公演で、チワワさんの地元・浜松も回ることになった。
 チワワさんは興誠高校(現・浜松学院高)を二年生で中退後、十九歳の時に単身上京。慣れない土地で一から音楽仲間をつくり、いくつものバンドを渡り歩いた苦労人だ。「アルバイトで生計を立てたり、お客の入らないライブの演奏をしたり、つらいことも多かった」と振り返る。
 現メンバーとは二〇一七年にバンドを結成。一九年の活動休止を経て、二〇年にコンセプトと楽曲を一新し、新型コロナ禍の真っただ中、わんにゃんとして再始動した。最初のライブはオンライン上で行い、「いざ活動再開したら、以前一緒にやっていた音楽仲間がたくさん引退していた。演奏を披露する場所もなく、本当に大変だった」。
 それでも、長い下積みを経てアイドルに楽曲提供できるようになるなど、活動がようやく軌道に乗ってきた。そんな中迎える、地元でのワンマンライブ。「コロナでつらい業界だけど、これだけ頑張れるんだと、成長した面を見せられたらうれしい」。浜松でも、オトモダチの輪が広がるのを期待する。
 チケットは販売サイト「イープラス」で購入可能。一部のバンドライブは四千円。二部のアコースティックトークライブは三千円。

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