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王子のリードオフマン・前田が決勝打「何とかしようと思っていた」初戦を快勝【都市対抗東海2次予選】

2022年5月20日 17時25分

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王子の前田滉平内野手

王子の前田滉平内野手

◇都市対抗野球東海地区2次予選第1日 王子8―3日本製鉄東海REX(愛知・岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)
 社会人野球の都市対抗大会(7月18日開幕・東京ドーム)への出場権を争う東海地区2次予選が20日、愛知県の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで開幕し、王子(春日井市)が前田滉平内野手(28)の決勝の2点適時二塁打で日本製鉄東海REX(東海市)を8―3で破り、初戦を白星で飾った。14チームが敗者復活方式の変則トーナメントで対戦し、代表6チームを決める。
   ◇   ◇
 チームのリードオフマンが勢いをもたらした。王子が2―2の6回に一挙6点で勝ち越し、日本製鉄東海REXとの初戦に快勝。大量得点の皮切りとなったのは1番・前田の適時二塁打だった。
 6回1死一、三塁で2球目の内角カットボールを迷いなく振り切った。打球は外野手のグラブ先をかすめて左中間グラウンドに落ち、一走も一気に生還。価値ある決勝打に「それまでの打席でいい結果が出てなかった。何とかしようと思っていた」と笑みを浮かべた。
 京都外大西高、駒大を経て王子に入社して7年目。駒大では昨年8月に27歳で亡くなった元中日投手の木下雄介さんと同期だった。木下さんが中退したため一緒にプレーしたのは半年も満たないほどだったが、同じ関西出身とあってすぐに打ち解け、その後も連絡を取り合う仲だった。昨年6月の日本選手権には木下さんが応援に駆けつけてくれた。試合後には冗談も交えて言葉を交わし「ありがとな」と言って別れた。それが直接会った最後となった。
 「苦労がありながら独立から育成ドラフト1位でプロに入った姿を見てきて、自分も頑張らないといけないと思ってやってきた」と同い年の姿は今も大きな力になっている。
 今季から湯浅貴博監督(49)に思い切りの良さを評価され、1番打者として気持ちのこもったプレーを見せる。「木下ほどのガッツではないですけど、自分も食らいついていきたい」。まずは初戦突破。この勢いに乗って3年ぶりの本大会出場を勝ち取る。

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