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関所を通じ縁は続く 湖西市の史料館で企画展

2022年5月20日 05時05分 (5月20日 09時51分更新)
福島関所の写真や、両関所の特徴を示す資料が飾られた=湖西市新居町の新居関所史料館で

福島関所の写真や、両関所の特徴を示す資料が飾られた=湖西市新居町の新居関所史料館で

 長野県木曽町にある中山道の福島関所や、同町と湖西市の交流の歴史を紹介する企画展が、同市新居町の新居関所史料館で開かれている。湖西市と木曽町が文化交流親善友好都市を宣言して十年となることを記念した。七月十日まで。 (鈴木太郎)
 両市町の前身の新居町と木曽福島町は一九七九年に友好都市となった。交流の証しとして福島関所に新居町のクロマツが、新居関所に木曽ヒノキが植えられ、八七年から小学生同士の交流が続く。
 福島関所は木曽川沿いの渓谷にあり、新居関所や箱根関所と並び、江戸時代には江戸を防衛する最重要の拠点と位置付けられた。設置当初から明治初期に廃止されるまで、一貫して木曽代官の山村氏が支配した。
 新居関所の支配が幕府直轄から吉田藩に切り替わった際、福島関所でのしきたりを参考にしたと伝わる。
 展示では、史料館所蔵の古文書や写真パネルで福島関所のしきたりや、隣接する中山道福島宿を解説した。宿場町の町並みや、新居関所では許されなかった、日帰りに限って女性の通行を許可する木札を紹介している。新居小学校児童の木曽町でのスキー体験や、木曽町の児童の海水浴場訪問といった写真も飾り、三十五年続く交流を振り返った。
 木曽町の福島関所資料館では同じく七月十日まで、新居関所を紹介する企画展が開かれている。両館ではそれぞれの関所に関するクイズを期間中に開いており、参加者には景品も当たる。

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