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明治用水漏水、農工業に影響拡大 堰の川底に穴、取水できず 

2022年5月19日 05時05分 (5月19日 16時07分更新)
大規模な漏水で矢作川の水位が下がり、川底が露出した明治用水頭首工付近(手前が上流)=18日午前、愛知県豊田市水源町で(ドローンから、大橋脩人撮影)

大規模な漏水で矢作川の水位が下がり、川底が露出した明治用水頭首工付近(手前が上流)=18日午前、愛知県豊田市水源町で(ドローンから、大橋脩人撮影)

  • 大規模な漏水で矢作川の水位が下がり、川底が露出した明治用水頭首工付近(手前が上流)=18日午前、愛知県豊田市水源町で(ドローンから、大橋脩人撮影)
  • 川底に吸い込まれる水によってできた渦(中央下)。ここから下流側へ漏れ出したとみられる=16日夜(読者提供)
  • 下流側で川から噴き出す水=16日夜(読者提供)
 愛知県の矢作川から農業用水や工業用水を取水する堰(せき)の施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」(同県豊田市)で大規模な漏水が発生した問題で、頭首工上流側の川底が何らかの原因で陥没し、河川の水が下流側に大量に流れ出したとみられることが分かった。施設を所管する東海農政局が十八日、明らかにした。十七日午後六時ごろから川からの取水ができなくなっている。用水は西三河地方に供給されており、今回の影響でトヨタ自動車やそのグループ企業の工場が稼働を停止したり、農業用水の取水ができなくなったりする影響が出ている。18日早朝時点の動画

ポンプ応急対応、復旧見通し不透明

 東海農政局はポンプを設置し、水をくみ上げ明治用水に流す応急対応をしている。十八日夜現在、復旧のめどは立っていない。
 同局によると、頭首工は水をせき止め、用水路に取水する施設。今回の漏水は、堰の上流側の土砂に覆われた川底がえぐられて穴が開き、水がコンクリート製の堰の地下を通り抜けて下流に大量に流れ出たとみられる。同局は十五日に小規模な漏水を確認し、十七日午前までに大規模な漏水が起きた。その後、水位が急激に下がり、取水ができない状態になった。...

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