鈴木誠也の2点二塁打に「落ちろ、よし! 何てヤツだ、誠也」同僚の先発左腕は大喜び
2022年5月18日 15時38分
◇17日(日本時間18日)MLB カブス7―0パイレーツ(シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手(27)は「4番・右翼」でフル出場。4回の守りで筒香嘉智一塁手(28)が放った犠飛かと思われたフライを本塁へのストライク送球で三塁走者を刺し、メジャー初補殺を記録した。打撃では2点二塁打を放つなど4打数1安打、3三振。筒香は3打数無安打だった。
鈴木は4回表の守りで、本塁への弾丸送球によりメジャー初補殺を記録。その裏の無死一、二塁で迎えた第2打席。珍しく初球の内角直球に手を出すと、打球は左中間に一直線。ワンバウンドでフェンスに当たり、走者2人が生還した。
これで6試合連続安打、5試合ぶりの今季18打点目。マルチ打点は開幕4試合目だったパイレーツ戦で2本塁打を放って以来、実に30試合ぶり4度目だった。
このとき、中継局マーキーSNの試合中インタビューを受けていた同僚の先発左腕マイリーは、鈴木の当たりに「落ちろ…よし! 何てヤツだ、誠也」と大喜びし、シアンビ・アナウンサーは「全く弾丸のような打球でした」と実況。打球初速95マイル(153キロ)以上を“ハードヒット”と分類する大リーグで、同105・7マイル(170キロ)の火を吹くような当たりだった。
鈴木は94マイル(151キロ)の直球をたたいたが、この日は相手先発トンプソンに他の2打席はスライダーを空振り三振していたため、デシェイーズ解説者は、第3打席で「おそらくトンプソンは誠也に直球を投げたのを悔やんでいるでしょう。スライダーには、からっきしで…次もスライダーでしょうね、ほら」。言葉通り、直後にボール球のスライダーを空振りし、3球三振だった。
全米で2番目に古い開場1914年の本拠地リグレーフィールドは、春が深まるこの時期、外野フェンスが名物の緑のツタで覆われる。打球がツタの中に潜って見えなくなるとエンタイトル二塁打だが、幸いにも鈴木の打球はフェンスに当たった後、グラウンド上に落ちたため、一塁走者も長駆ホームインできた。
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