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新九頭竜橋県道10月22日開通 周辺の渋滞緩和期待

2022年5月18日 05時05分 (5月18日 11時28分更新)
10月22日に開通することが決まった新九頭竜橋=福井市東森田1で(ドローンで、いずれも県提供)

10月22日に開通することが決まった新九頭竜橋=福井市東森田1で(ドローンで、いずれも県提供)

  • 10月22日に開通することが決まった新九頭竜橋=福井市東森田1で(ドローンで、いずれも県提供)
  • 新九頭竜橋の完成イメージ

新九頭竜橋県道10月22日開通

周辺の渋滞緩和期待

 北陸新幹線と一体的な構造で、県道・福井森田丸岡線の一部として整備が進む福井市の「新九頭竜橋(しんくずりゅうばし)」が十月二十二日、開通する。新幹線と道路の一体橋は全国初で、二〇二四年春の新幹線県内延伸に先立ち道路部分だけ通行可能になる。国道8号などの交通渋滞の緩和が見込まれる。杉本達治知事が十七日、県庁で定例会見を開き発表した。 (山本洋児、玉田能成)
 新九頭竜橋は長さ四百十五メートルで、同市北部の九頭竜川に架かる。国道8号の福井大橋より下流一キロに位置し、中央部に新幹線高架、その両側に片側二車線の県道が通る構造。県道部分の幅は歩道を含め各十一メートルになる。県によると、総工費は百五十五億円。
 新九頭竜橋を含め、右岸側の栗森町と左岸側寺前町を結ぶ二・二キロが四車線で開通する。これまで新九頭竜橋の名称は仮称だったが、地元の意見などを踏まえ正式名称に決まった。橋の四隅の石柱には同市出身の書家、吉川壽一氏が橋名と河川名を揮毫(きごう)する。
 九頭竜川に架かる橋のうち、福井市と坂井市方面を結ぶ主なものは四本あり、一日当たりの交通量は計十一万台。うち国道8号の福井大橋が三万六千台を占める。新九頭竜橋は二〇三〇年に三万台の交通量が見込まれ、杉本知事は「南北交通で渋滞が激しい部分が解消されるのではないかと期待している」と述べた。
 橋の建設は一五年十月の新幹線工事で始まった。鉄道橋と県道橋は当初、別々に造られる予定だったが、一体橋により工費が三十億円圧縮されることから、現在の形に落ち着いた。
 県は十月二十二日午後、開通を記念したランニングイベントを開く。県道部分が二四年三月末に開催予定のフルマラソン大会「ふくい桜マラソン」のコースの一部になっているため、機運醸成を図る。片道一キロの特設コースで、種目は中学生以上の十キロと小学生以上の二キロの二部門。定員や募集開始時期などは七月ごろに発表する。

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