藤原竜也「この質問はなかったことにして」 日常的すぎる『使ってみたい魔法』にスタッフがダメ出し
2022年5月17日 16時52分
俳優の藤原竜也(40)、石丸幹二(56)、向井理(40)がトリプルキャストで父親になったハリー・ポッターを演じる注目の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」製作発表が17日、東京のTBS赤坂ACTシアターで行われた。
魔法の世界への入り口を思わせる黒幕が上がり、映画でおなじみのホグワーツ魔法魔術学校が現れた。藤原は「昨日初めて劇場に入って非常に興奮した。作品全体のテーマが“光を入れる”。暗い大変な時代の日本の演劇にこの作品が光を入れてくれたらより前進できる」とコメント。会見後すぐ稽古の準備も始まり「さらに次のステップに行くために頑張りたい」と意気込んだ。
向井は「数分に1回は魔法やイリュージョンが出てくる」と見どころをアピール。使ってみたい魔法を問われた藤原は「エクスペリアームス(武器よ去れ)。いろんな使い方があるのでぜひ注目して」と話し、向井は「アロホモラ(開け)。扉を開ける魔法。扉って生活の中にいっぱいあるので、一番現実的でいいんじゃないか」と回答。日常的すぎる魔法に演出補のコナー・ウィルソンさんからは「タイムトラベルとか、もうちょっと大きく夢見た方がいいんじゃないか」と駄目出しも飛び出し、藤原は「この質問はなかったことにして」と笑わせた。
今回の舞台は世界中で大ヒットした映画の19年後を描き、2016年に英ロンドンで初演。世界で7番目、アジア初演となる東京公演は6月16日開幕のプレビュー公演、7月8日開幕の本公演共にチケットは既に完売。同作は無期限ロングランを予定しており、10月から12月の一般チケットは6月11日から発売する。
オーディションを受ける前にNYで観劇した石丸は「こんなにお客さんが盛り上がれるショーがあるんだと。日本でも開幕したら大ブームになる」と期待。ハリー役については「魔法省の企業戦士で思春期の子どもと向き合えないお父さん。実生活の実体験とつながってくるので演じるのは一筋縄ではいかない」と気を引き締めた。
ダブルキャストでマクゴナガル校長を演じる女優の榊原郁恵(63)と高橋ひとみ(60)も興奮冷めやらぬ様子で、高橋は「毎日が夢のよう。昨日もビックリするような魔法をたくさん見せていただいた。命ある限りここにいたい」と熱望。榊原は「60代でロングランはとんでもない挑戦。とにかくまずは食べる。お手軽なのは焼き鳥」と体力づくりを明かして笑いを誘った。
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