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新嘗祭へ早乙女お手植え 加賀で10年ぶり 津川さんの献穀田

2022年5月17日 05時05分 (5月17日 10時38分更新)
献穀田で御田植の儀を行う早乙女たち=加賀市南郷町で

献穀田で御田植の儀を行う早乙女たち=加賀市南郷町で

 天皇陛下が秋の収穫に感謝する宮中行事「新嘗祭」(十一月二十三日)に供える米の苗を植える「御田植(おたうえ)式」が十五日、加賀市南郷町、津川与三衛(よそえ)さん(73)の献穀田であった。津川さんの家族や宮元陸市長らが出席し、無事の収穫を願った。
 同市から献穀者が選ばれるのは十年ぶり。耕作長は長男の与史寿(よしひさ)さん(44)、御田植の儀を行う「早乙女」は与三衛さんの孫娘、結香(ゆいか)さん(14)、梨々香(りりか)さん(12)、深谷美来(みらい)さん(14)、美空(みそら)さん(11)が務めた。儀式では着物に赤い前掛けをした早乙女の四人が、献穀田に苗を手植えした。
 与三衛さんは「身に余る栄誉。米作り五十年の集大成として心を込めて育てる」と述べた。結香さんは「早乙女を務められたのはすごいことだし、誇りに思う」と話した。
 今年の県内の献穀田は、加賀市と宝達志水町の二カ所。津川さんの献穀田は千百平方メートルで、県のブランド米「ひゃくまん穀」を育てる。皇居で十月下旬にある献納式で、精米五合を皇室に納める。 (坂麻有)

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