“目標”吉田麻也に近づけるか…急成長の21歳DF藤井陽也「守れるのは当たり前、攻撃でも点を」【J1名古屋】
2022年5月16日 17時19分
名古屋グランパスは16日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習をした。DF藤井陽也(21)はプロ4季目の今季、3バックの中央で出場機会を確保し躍動。今季を大ブレークの1年とするべく、守備はもちろんセットプレーでの得点など攻撃面でも貢献する決意を示した。
藤井は昨季までのプロ入り後3年間で、リーグ戦の出場は10試合。今季はその数を早くも上回る12試合に出場した。鹿島の上田と鈴木、FC東京のディエゴオリベイラらリーグ有数のFW陣を無得点に抑え、今やすっかりレギュラー格だ。しかしその表情には、充実感よりも向上心が強くにじむ。
「1年目に出た時にやれる自信は得られていたし、やるべきことはやってきた。いま出られていることは(これまでの)積み重ねが1番大きい。まだ久々に1勝できただけ。まだやれると思うし、続けていかなければ意味がない」
14日のリーグ・C大阪戦(豊田ス)では、ロングパスなど攻撃面にも力を発揮して7戦ぶりの勝利に貢献した。それでも、「まだまだ細かいミスもある」と、試合の入りがばたついたこと、そして空中戦を確実にマイボールにできなかったことに反省を口にした。
藤井が目標と公言するのが、日本代表DF吉田麻也(33)=サンプドリア=。同じグランパス下部組織出身で、藤井がU―18に所属していた時に言葉を交わしたこともあるという。
「センターバックとして守れるのは当たり前で、攻撃でも点が取れる選手を目指している。セットプレーで点が取れる選手は頼もしいし、流れを変えられる」。進境著しい21歳は大先輩をお手本に、守備での完封に加えて今季初ゴールも狙う。
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