本文へ移動

<球心> 根尾が2適時打、開花の兆し 「チャンス絶対ものにする」

2022年5月16日 05時05分 (5月16日 05時06分更新)
巨人−中日 2回表無死一、三塁、根尾が左前に適時打を放つ。捕手大城

巨人−中日 2回表無死一、三塁、根尾が左前に適時打を放つ。捕手大城

 過度な喜びも、安堵(あんど)もない。ベンチで盛り上がる仲間をしっかり見詰めた根尾は、一塁上で相好を崩すことなく拳を上げた。先制した直後の二回無死一、三塁から放った今季初の適時打。変わらぬ鋭さを保ちながら、力みの取れた眼光に、脱皮の兆しを漂わせた。
 この回、先頭から3連打で巡ってきた好機。「良いところで回してくれたので、何とかリードを広げたい」。外角の直球を、逆らわずに左前へ運んだ。1死一、三塁で立った三回、今度は直球を力強いスイングで右前に。ともに1ストライクからの2球目をたたいた。2打席連続の適時打で、流れをぐっと引き寄せた。
 立浪監督の指示で、外野手に専念して始まった今季。打撃向上を期待されながら、出番は限られた。今季初安打を記録した4月20日までに、先発したのは1試合のみ。その翌日、遊撃に再挑戦するための2軍調整が決まった。
 「自分のスイングができる確率は上がっている」。攻守に手応えを感じていた中、チームを襲ったコロナ禍。再昇格した10日から、1試合を除いて右翼で先発出場を続ける。「チャンスはずっとあった。それをものにできなかったからこそ、ファームに戻った。次は絶対、ものにする...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

おすすめ情報