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「膝以外、全部痛い」橋本大輝が満身創痍V「今日の試合内容に全く満足していません」【体操NHK杯】

2022年5月15日 19時53分

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男子個人総合 平行棒の演技を終え笑顔を見せる橋本大輝

男子個人総合 平行棒の演技を終え笑顔を見せる橋本大輝

 個人総合で争う、体操の世界選手権(10~11月・英リバプール)代表選考会を兼ねたNHK杯最終日は15日、東京体育館であり、男子は東京五輪金メダリストで既に世界選手権の代表に内定している橋本大輝(20)=順大=が2年連続の優勝を決めた。さらに2位の神本雄也(27)=コナミスポーツ、3位の土井陵輔(20)=日体大=が世界選手権の代表に内定した。
   ◇   ◇
 限界を越えている体にむち打ち、なんとか6種目をやり遂げた。万全の状態ではなかった橋本はあん馬の落下、さらに得意種目の鉄棒でも2度、離れ技で棒をつかめずに落ちた。今回は4月の全日本選手権の点数も加算される。“貯金”で逃げ切ったような優勝で、橋本自身も納得のいく内容ではなく「今日の試合内容に全く満足していません。優勝を勝ち取れたっていうよりは、ただ逃げ切ったという感じの内容で悔しい。まだまだ先が長いので、まずは自分を守ることを一番大切にしていきたい」と優勝後コメントも弾まなかった。
 新ルールの影響で今季から高難度の技に挑戦してきた。それが負担となり、今大会を迎える前には「体がしんどくて、膝以外、全部痛い。肩もけっこう痛くて、背中の肩甲骨のあたりでも痛みが出ている」と訴えた。
 コンディションのピークを1週間前に持ってきてしまう調整ミスもあり、焦る気持ちもあった。そんな中で高強度の練習を続けてしまい、疲労を感じていた。「昨年に休む勇気を学んだので、その休む勇気を自分でももう一段階、踏んでいかないと。しんどいのかなと思いながらも、体にうそをついて言い聞かせてやった結果だったので」と今後への教訓とするつもりだ。
 まだ若く、2024年パリ五輪、28年ロサンゼルス五輪の3連覇が期待される日本の新エース。同じ轍(てつ)を踏まないよう、世界選手権までの時間は、自らの体とも向き合う時間となる。

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