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大谷翔平が「ずっと目標にしてきた」松井秀喜さん、2人に共通する『打撃哲学』【番記者は見た】

2022年5月15日 19時41分

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メジャー通算100号を放った大谷(AP)

メジャー通算100号を放った大谷(AP)

 エンゼルスの大谷がメジャー通算100号を放った。日本選手ではヤンキースで活躍した松井秀喜さんを上回って日本選手最速での大台到達となった。
 大谷が試合後に口にした言葉が印象的だった。「甘い球を逃さずに打てた」。松井さんの取材で、何度も何度も耳にしたセリフだった。本塁打を打った後はお決まりと言ってもいい。そして大谷が先日言った言葉は、松井さんの口からも聞いた。「失投は必ずくる。それを打つのが基本」。2人の打撃哲学は似ている。
 打撃の状態を語る際「我慢」というキーワードが出るのも共通している。ボール球を振らず、追いかけずに甘い球を仕留める。結果が出なくて、その形をぶれずに追求する姿は重なる。
 大谷に、松井さんの印象を聞くと尊敬の念を込めて言った。「僕より率も高いし、総合的に高い打者。目標にずっとしてきたし、そういう選手像の中で、なおかつホームランが多く打てるのが自分でも理想」。
 松井さんのような確実性のある打撃に加え、メジャートップの長距離打者。打者・大谷が目指す高みは果てしない。そしてもう一つ。大谷が切望する「ヒリヒリした9月」を、松井さんは何度も経験し、ワールドシリーズMVPを獲得した。チームとしての頂きも、大谷の目指すところだ。(オークランド・阿部太郎)=写真はAP

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