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「カニ食べたいなぁ」欲望のままに作った衝撃の“茹でガニ”ガンプラ「イメージは静岡のズワイガニ」

2022年5月15日 07時00分 (5月15日 10時05分更新)
加速氏が発表した、衝撃の“茹でガニ”ガンプラ『MG 蟹玉』 制作・画像提供/加速氏 (C)創通・サンライズ

加速氏が発表した、衝撃の“茹でガニ”ガンプラ『MG 蟹玉』 制作・画像提供/加速氏 (C)創通・サンライズ

 国内のさまざまなプラモデル、模型が一堂に介する『第60回 静岡ホビーショー』。本日15日に最終日を迎えるこのイベントに向け、加速さん(@kamasoku23)は、『MG 1/100 ポリポッドボール』を大胆にカスタム。衝撃の“茹でガニ”ガンプラ『MG 蟹玉』を完成させ、SNSでも多くの賞賛の声を集めた。おそらくガンプラ史上“最高級食材”に変身した本作は、どのように誕生したのか。同氏に話を聞いた。
■“カニ感”のある脚は、元のキットの形状が優秀「いい脚ですよね」
――SNSで『MG 蟹玉』を発見した際、衝撃を受けました。そもそも、なぜガンプラでカニを作ろうと思われたのですか?
【加速】『第60回 静岡ホビーショー』に向けて、仲間内で『ポリポッドボール』の制作物を並べようという話になりました。どういう形にカスタムしようか考えていた際、「静岡で海産物を食べたいな」と思い、その願望をそのままカニにしようという発想に至りました。制作期間の2カ月間、「カニ食べたいなぁ」と思って制作していました(笑)。
――『ポリポッドボール』の形状が、見事にカニの肉厚な“脚”のうまそうな雰囲気を醸し出しています。どのようなカニをイメージして制作されたのですか?
【加速】カニのイメージを『ポリポッドボール』に加えていく、というのがコンセプトでしたので、具体的にはないのですが、強いて言えばズワイガニですね。脚に関しては元のキットが優秀なため、ほとんど変更していませんが、一部装甲を足先に移動させています。ツメに『HGUC 1/144ガンダムTR-6 [ウーンドウォート]』の武器を使用しました。いい脚ですよね。
――形状とともに印象的なのは、“茹でガニ”らしさを強調する朱色っぽい赤と白のコントラストです。なぜ、生のカニではなく“茹でガニ”を意識したのですか?
【加速】制作前に、カニの色味をいろいろ調べてみました。実際、茹でる前のカニに近いカラーも想定しましたが、実際のカニは黒系の配色のため展示会では目立ちません。そして検索した際、大半の画像が茹でガニの鮮やかな様子で、「この色にしたい」と強く思い、「茹でガニにしよう」となりました。
■茹でた後の鮮やかさだけでなく、水生生物の形状も細かく表現
――色味へのこだわりは、作品を見るだけで伝わってきますね。
【加速】ありがとうございます。色味に関しては、自然の生き物らしくするために色と色の境界線をできる限りぼかすグラデーション塗装を行いました。また“茹でカニ”らしい赤い装甲はカニらしさを出すため、表面をあえてボコボコさせる加工を行いました。最後のトップコートで、水生の生き物らしく半光沢の塗装をおこなっています。逆に足は白が強く反射してしまうためマットな質感にしています。
――一番の苦労はやはり塗装でしょうか?
【加速】そうですね。装甲1パーツ、1パーツすべてにグラデーションをかけているのでとても大変でした。同時に色味を調べるごとにお腹がすいてしまい大変でした(笑)。
――そんな苦労の甲斐もあって、SNSではさまざまな方から、多くの賞賛の声が寄せられました。
【加速】これまでの制作物で一番反響があり、驚きました。正直な所、自己満足で制作しているので反響などはあまり気にしないようにしているのですが、やはり自身が制作したものを褒められたりするのはうれしいですね。特に「おいしそう」というコメントはうれしかったです。実際、私もそう思います。味は今のところわかりませんが、展示が終わったら食べてみようと思います(笑)。
――本作を含め、「ガンプラ」を制作するうえで心がけていることをお教えください。
【加速】自分が納得するように楽しく作る。これだけですね。
――素晴らしい心がけですね。今後の目標は?
【加速】今回のカニ以上にいいものを作ることです。今回の大きいサイズのガンプラが作っていて楽しかったので、今度は好きな機体(ビギニング30ガンダム)をMGサイズで制作していきたいですね。
――最後になりますが、ご自身にとって「ガンプラ」とは?
【加速】自己表現がしやすく思想を受け止めてくれるプラモデルです。思いついたことや改造を思いっきりぶつけることができ、とても楽しませてくれます。

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