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鉄道の安全へ、記憶継ぐ 滋賀・信楽事故31年で追悼法要

2022年5月15日 05時05分 (5月15日 05時06分更新)
追悼法要で、犠牲者を悼む信楽高原鉄道の正木仙治郎社長(左)、JR西日本の長谷川一明社長(右手前)ら=14日午前、滋賀県甲賀市で(代表撮影)

追悼法要で、犠牲者を悼む信楽高原鉄道の正木仙治郎社長(左)、JR西日本の長谷川一明社長(右手前)ら=14日午前、滋賀県甲賀市で(代表撮影)

 滋賀県甲賀市信楽町で、信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が衝突し四十二人が亡くなった事故から三十一年となった十四日、事故現場近くで犠牲者の追悼法要が営まれた。関係者が惨事の記憶を引き継ぐと誓った。
 慰霊碑前で営まれた法要は、新型コロナウイルス対策で三年続けて規模を縮小。遺族一人とSKRの正木仙治郎社長、JR西の長谷川一明社長ら計七人が参列した。両社長は追悼文を読み上げず慰霊碑に供えた。
 法要後、正木社長は「二度と事故が起きないように教訓を生かしていく」と述べた。遺族で、当時SKR乗員だった父を亡くした県内の男性会社員(59)は「法要に出る人が年々減っていたので参列した。生涯忘れることはない」と語った。
 事故は一九九一年五月十四日に発生。SKRの普通列車と、当時信楽町で開催中の「世界陶芸祭」に合わせて乗り入れたJR西の臨時快速が単線上で正面衝突し、乗客ら四十二人が死亡、六百二十八人が負傷した。

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