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磐田 FC東京戦、終了間際に決勝点

2022年5月15日 05時05分 (5月16日 10時31分更新)
磐田−FC東京 後半、勝ち越しゴールを決めガッツポーズの磐田・鹿沼

磐田−FC東京 後半、勝ち越しゴールを決めガッツポーズの磐田・鹿沼

  • 磐田−FC東京 後半、勝ち越しゴールを決めガッツポーズの磐田・鹿沼
  • 前半、先制ゴールを決める磐田・上原(左)
 明治安田J1第13節最終日は14日、ヤマハスタジアムなどで8試合を行い、FC東京と対戦した磐田は2−1で競り勝った。
 磐田は1−1の後半43分、ゴール前の混戦から鹿沼がワンタッチで蹴り込み、勝ち越した。高い守備意識で相手の攻め手を封じ、粘り強く競り勝った。FC東京は途中出場のアダイウトンが後半34分に挙げた1点にとどまった。

◆鹿沼、値千金のJ1初ゴール

 守備的MFで今季初先発した24歳の鹿沼直生(なおき、静岡学園高出身)が自身J1初得点となる値千金の決勝点を記録、3試合ぶりの勝利に貢献した。鹿沼は「コース的に狙い通りのゴールだった」と振り返った。
 2試合連続で前半に2失点を喫した守りが踏みとどまった。ファビアン・ゴンザレスをワントップに、2列目に杉本健勇、上原力也を敷いた新布陣が機能した。磐田は前半43分に上原が先制。優位に試合を進めたが、後半34分に同点弾を許した。
 だが、磐田は粘り強かった。後半43分、MF大森晃太郎のパスを鹿沼がダイレクトでゴールに流し込んだ。厳しい競争の中、4試合連続でベンチ外だったが、伊藤彰監督の抜てきに、結果で応えた瞬間。鹿沼は右手でガッツポーズを繰り返した。
 専修大卒業後の2020年、プロの一歩目はJ3の相模原。労を惜しまない運動量で試合に出場、昨季はJ2の磐田に移籍した。鹿沼は「磐田の他の選手と比べ、僕は技術で劣る。練習では走りの部分やセカンドボールを拾うプレーでアピールしてきた」と話す。
 静岡学園高時代も同期のMF旗手怜央(現スコットランド・セルティックFC)らの華麗なプレーに隠れていたが、泥くさく、地味にチームを支える選手として知られていた。一年ごとに一つずつ上のリーグでプレーすることは非常に難しい。鹿沼は日頃のたゆまぬ努力で、成長を続けた。
 鹿沼と守備的MFのコンビを担った磐田の遠藤保仁は試合後「初めてコンビを組んだが、落ち着いてできた。どちらに転んでもおかしくないゲームに勝てたことは次につながる」と手応えを語った。磐田はこの劇的な勝利を22日、ヤマハスタジアムで開催される第14節・札幌戦で生かせるか注目される。 (川住貴)

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