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おかえり祭り 読んで学べる 美川の二木さん 子ども向け冊子自作

2022年5月15日 05時05分 (5月15日 10時04分更新)
児童たちにおかえり祭りの歴史を伝える二木武信さん(左)=白山市美川和波町で

児童たちにおかえり祭りの歴史を伝える二木武信さん(左)=白山市美川和波町で

  • 児童たちにおかえり祭りの歴史を伝える二木武信さん(左)=白山市美川和波町で
  • 二木さんが作った祭りの様子を紹介した解説冊子

本番前に「お話会」 歴史わかりやすく

 美川地域の伝統行事「美川おかえり祭り」(県無形民俗文化財)を、地元の子どもたちに分かりやすく解説しようと、白山市の観光ボランティアガイド「美川おかえりの会」の二木武信副会長(81)が手作りの冊子を配り、お話会を開いた。 (青山尚樹)
 二木さんは約二年前、美川小学校の子どもたちに祭りについて説明するため、本や参考資料を基に解説冊子(A4判十五ページ)を作った。二木さんが撮影した写真で祭りの様子を紹介。街中を練り歩く、きらびやかな台車(だいぐるま)十三台と、それぞれの台車に乗った人形のカラー写真を掲載した。
 ところが、コロナ禍の影響で祭りのみこしや台車の巡行は取りやめとなり、子どもへの説明も中止していた。今年は二十一、二十二両日に、三年ぶりとなるみこしや台車の巡行があるため、二木さんは十一日に美川児童館でお話会を催した。
 二木さんは、児童ら十七人に冊子を配り、祭りは神様に災いから守ってもらったお礼と、これからも守ってもらうように祈るための行事と説明。「幸福が舞い込むようにと皆さんの家をおはらいしている」と伝えた。
 過去の祭りの映像も流し、美川校下青年団の団員らが「わっしょい、わっしょい」と声を掛け合ってみこしを担ぐ様子が映ると、子どもたちは「知ってる」「見たことある」と元気な声を上げていた。
 お話会には、祭りに興味を持ってもらい、将来は担い手になってもらいたいと願いが込められている。二木さんは「祭りのことは子どもたちには難しいけれど、少しでも分かりやすく伝えていきたい」と話している。

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