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曳山曳揃え 3年ぶり一丸 小松大生「町の熱気伝わる」

2022年5月15日 05時05分 (5月15日 10時12分更新)
学生や市民も参加し、屋根を揺らしながら勇壮に行進する西町の曳山=小松市内で

学生や市民も参加し、屋根を揺らしながら勇壮に行進する西町の曳山=小松市内で

  • 学生や市民も参加し、屋根を揺らしながら勇壮に行進する西町の曳山=小松市内で
  • 祝いの舞を披露する中村梅華社中の皆さん=小松市八日市町で

優美 祝いの舞も

 小松市のお旅まつり二日目の十四日、三年ぶりに行われた祭りの見せ場「曳山(ひきやま)曳揃(ぞろ)え」には、各町の住民のほか、公立小松大生ら一般参加者も加わった。曳山の上に乗った若衆が拍子木と「よーいや八寸(はっすん)」の掛け声で音頭を取りながら会場まで引っ張り、迫力の行進を見せた。 (久我玲)
 市中心部の八町のうち、人手不足や新型コロナ対策を理由に参加を断念した三町を除いた計五基が参加。正午すぎ、各町の曳山が一列になって会場の市こまつ曳山交流館みよっさ前の広場に向かう「曳山行列」が始まった。
 会場に到着すると、曳き手たちが木のてこ棒などを使い、力を合わせて曳山を方向転換。曳山の屋根が大きく揺れ、車輪のきしむ音を響かせながらの力業を、来場者たちは興味深そうに見守っていた。
 広場を囲むように曳山五基が勢揃いした光景に、参加した公立小松大一年の村尾穂香さん(18)は「町の人たちの熱気が伝わる」。西町の広田明さん(54)は「久しぶりに曳山を出すとやっぱいいもんやね。これがあってこそ町内が一丸になる」と笑顔を見せた。
 曳山曳揃えは、民謡山本会(小松市)の情感あふれる歌声に乗せた「曳山八基祝い唄」で幕を開けた。唄に合わせ、民舞の中村梅華社中(同)の四人が「祝いの舞」を披露。曳山に描かれた竜や花鳥図を表現するように、扇子をひらひらとさせる優美な舞を見せた。
 市通訳ボランティアらが外国人向けに、まつりの歴史を解説したり、曳揃え会場周辺の町を巡ったりするツアーもあった。参加者は会場で行われた曳山子供歌舞伎も楽しんでいた。

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