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高岡でも相乗りマイカー 朝日町参考に導入検討会

2022年5月15日 05時05分 (5月15日 10時20分更新)
新しい地域交通システム導入について考えた検討会=高岡市の中田コミュニティセンターで

新しい地域交通システム導入について考えた検討会=高岡市の中田コミュニティセンターで

中田地区 10月にも試験運行

 高岡市中田地区は、住民が主体となり運行する市民協働型地域交通システム導入へ動きだした。地区連合自治会による導入検討会が十四日、中田コミュニティセンターで開かれ、出席した各種団体の代表者らは十月にも試験運行を始めることに賛同した。県内で初めて朝日町で導入された予約制のマイカー相乗り公共交通サービス「ノッカル」を参考にする。 (網信明)
 市南部の農村地帯の地区は鉄道駅から数キロ離れ、バス路線も少なく、車を持たない高齢者の日常の移動手段の確保が課題。市は公共交通の利活用を推進し、持続可能な交通体系の再構築を模索している。その一環で市民協働型地域交通システムの導入を各地区に提案し、中田地区が関心を示した。
 検討会には朝日町でノッカルを導入支援した大手広告代理店「博報堂」の担当者らが状況を説明した。町が運行主体、地元タクシー事業者が運行管理者であることや、ドライバーを務める住民の健康状態を毎日確認して安全性を確保していることなどを紹介し、「利用者、ドライバーともに増えている」と語った。
 参加者からは高齢者の利用だけでなく高校生の通学も念頭に置いたルート設定を求める意見や、事故に備えた任意保険の負担に関する質問が出された。
 検討会の最後にあいさつした地区連合自治会の道谷悦一(よしかず)会長は「ノッカルは個人的にはいい仕組みかなと思う。中田でも新しいシステムをつくっていきたい」と話した。今後、住民説明会が六、七月に開かれる予定。

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