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トキ保護 西屋さん大臣賞 羽咋で活動20年以上

2022年5月14日 05時05分 (5月14日 10時53分更新)
子どもの描いたトキの絵を手にする西屋馨さん=羽咋市で

子どもの描いたトキの絵を手にする西屋馨さん=羽咋市で

 NPO法人・日本中国朱鷺(とき)保護協会の事務局長として20年以上、国際保護鳥トキの保護に当たるなどした羽咋市次場町、西屋馨さん(69)が本年度の野生生物保護功労者として環境大臣賞を受ける。「評価はありがたい」と喜び、能登地方でのトキ放鳥を目指す動きがある中、「餌場の整備やねぐらの木の保全などトキが定着できる環境整備のため汗をかきたい」と語る。
 2001年にNPO法人化した協会の事務局長に就任。地元にトキがいない中でどんな保護活動をすればいいか思案する中で、10年から、子どもからトキの絵を募る活動を始めた。
 トキについて素人だったため、いしかわ自然学校や県民大学校で生物の勉強をし、市内の柴垣海岸に生息する昆虫イカリモンハンミョウを研究。車で砂浜を走って踏みつぶさないよう、生息地への車止め設置を提案した。県希少種保全推進員を務め、11年からは同市西北台小で児童の観察会を続けている。
 「トキもイカリモンハンミョウも人が減少の原因をつくっている。今後も絵や観察など体験を通じ子どもたちの生物を大切にする気持ちを育てたい」と話す。 (松村裕子)

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