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間近で学ぶ 本物の音 七尾で初のオケ体験 プロが指導

2022年5月14日 05時05分 (5月14日 10時57分更新)
トランペット奏者の藤井幹人さん(左)に吹き方を教わる生徒たち=七尾市能登香島中で

トランペット奏者の藤井幹人さん(左)に吹き方を教わる生徒たち=七尾市能登香島中で

小中学生対象 「演奏する楽しさ、喜び知って」

 大人数で音を奏でる楽しさを感じてもらおうと、七尾市文化協会は七月、小中学生を対象にした初のオーケストラ体験を始める。プロの演奏家や音楽家らが教え、初心者も歓迎。来年二月まで練習に励み、三月に成果発表会を予定する。担当者は「演奏する楽しさ、喜びを知ってほしい」と話す。 (稲垣達成)
 「すぐにできなくてもいい。僕の音をまねようと思って」。受け付けが始まった九日。七尾市能登香島中学校で開かれた事前体験会で、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)のトランペット奏者、藤井幹人さん(56)が手本を見せた。
 吹奏楽部員十五人が参加。藤井さんは「いい音を吹くには欠かせない」という呼吸の練習を紹介した。息を吸い、止め、一気に吐き出す。この繰り返し。腹式呼吸を習得するよう求め、「毎日やって」と続けた。部長の平田楓恵(かえ)さん(三年)は「プロの演奏を間近で聴いてドキドキした。目標になった」と語った。
 協会によると、以前は学校の吹奏楽部でも大編成の演奏ができたが、近年は少子化で難しいという。OEK、七尾吹奏楽団、管弦楽団オルビスNOTOが協力し、フルートやオーボエ、クラリネットなど楽器ごとに指導者をそろえる。
 オルビスNOTO代表の伊藤昇さん(63)は「吹奏楽と比べてより緻密で繊細な部分が多いのがオーケストラ。プロの演奏家、大人たちがきちんとサポートする」と約束した。一次募集は二十一日まで。受講費は月二千円で、練習場所は高階地区コミュニティセンターなど。定員は各パート五人程度だが、弦楽器は人数制限なし。(問)市文化協会0767(53)0596

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