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ワクチン4回目、各自治体で準備本格化 介護、医療従事者「接種対象に追加を」

2022年5月14日 05時05分 (5月14日 09時25分更新)
マスクに加えてフェースシールドを装着するなど、感染対策に細心の注意を払って利用者のケアに取り組む介護職員(左)=12日、長野県飯田市の健和会医療介護総合センターで

マスクに加えてフェースシールドを装着するなど、感染対策に細心の注意を払って利用者のケアに取り組む介護職員(左)=12日、長野県飯田市の健和会医療介護総合センターで

 新型コロナウイルスワクチンの四回目の接種が今月下旬にも始まる見通しとなり、各自治体で準備が本格化している。三回目までと異なり、国は対象を六十歳以上や基礎疾患のある十八歳以上などに限定。業務で感染リスクと隣り合わせでありながら接種対象から外れた介護、医療従事者からは戸惑いの声も聞かれる。
 「介護従事者に四回目の接種を認めてほしい」。長野県飯田市の社会医療法人「健和会」の介護事業部長、吉川一実さん(64)は国の限定方針に一定の理解を示しつつ、本音を漏らす。
 健和会は約四百人の高齢者に、通所型デイサービスや訪問介護サービスを提供。職員約八十人が感染対策を徹底しながら、対応している。だが「入浴の介助など接触は不可避だ。認知症でマスクを外してしまう人もいる」。利用者が四回目の接種を受けても、職員から感染が広がる可能性などがないか、気をもむ。
 岐阜県内の民間総合病院で、コロナ患者の対応に当たる看護師大野英司さん(26)は「自分が感染すれば患者さんにとっても大きなリスク」と語り、四回目を希望する。大型連休中も病床は逼迫(ひっぱく)していたという。重症化リスクの高い患者に接する医療従事者を、接種対象...

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