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音楽人生の“序曲”OEKと 北陸出身若手 あす県立音楽堂で演奏

2022年5月14日 05時05分 (5月14日 05時07分更新)
北陸新人登竜門コンサートに出演するフルートの安嶋美裕さん(左)とクラリネットの藤田菜月さん(右)。中央は指揮のユベール・スダーンさん=金沢市の県立音楽堂で

北陸新人登竜門コンサートに出演するフルートの安嶋美裕さん(左)とクラリネットの藤田菜月さん(右)。中央は指揮のユベール・スダーンさん=金沢市の県立音楽堂で


 北陸ゆかりの若手音楽家育成を狙いにした北陸新人登竜門コンサートが十五日午後三時から、金沢市の県立音楽堂である。「弦・管・打楽器部門」のオーディションで優秀者に選ばれたフルートの安嶋美裕さん(21)=金沢市出身、愛知県立芸術大四年=と、クラリネットの藤田菜月さん(21)=富山市出身、東京音楽大四年=は十三日の会見で、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)との競演に向け「あこがれの演奏会に出演でき光栄」と声をそろえた。
 コンサートは全てモーツァルトのプログラム。フルート協奏曲第二番を演奏する安嶋さんは「コロナ禍で演奏機会が少なく、自分にとって復帰戦。若さを前面に出し演奏したい。明るい中にも切なさを感じさせる曲の表情の変化を楽しんでほしい」と話した。
 クラリネット協奏曲を演奏する藤田さんは「音楽人生のスタートという思いで大切に準備してきた。三楽章それぞれ違った情景が浮かぶ曲。作曲当時に使われたバセット・クラリネットで演奏するので、深みのある低音と音色を楽しんでもらえたら」と意気込んだ。
 審査を担当し、当日指揮するOEK首席客演指揮者ユベール・スダーンさんは「若い演奏家に機会を与えるのもオーケストラの責任。才能ある二人への将来への期待を込め、コンサートを成功させたい」と話した。ほかに交響曲第一番と第三番「パリ」も演奏する。
 北陸新人登竜門コンサートは、県新人登竜門コンサートの時代の六回と合わせて今回が二十六回目。毎年、部門を変えオーディションを行っている。 (松岡等)

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