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57年ぶり快挙…玉鷲が照ノ富士から3場所連続金星 37歳かわいい笑顔のギャップに「気持ちが幼い」親方苦笑【大相撲夏場所】

2022年5月14日 05時00分

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照ノ富士(右)を押し出しで破る玉鷲

照ノ富士(右)を押し出しで破る玉鷲

◇13日 大相撲夏場所6日目(両国国技館)
 3場所連続の金星だけでもすごいのに、同一横綱からは57年ぶりという快挙達成。しかも37歳の玉鷲が、これぞ電車道という相撲でやってのけたのだから、度肝を抜かれてしまう。
 そうかと思えば取組直後に呼ばれたNHKのインタビューでは、玉鷲のトレードマークでもあるかわいい笑顔が満開。このギャップにファンはキュンとくるわけだ。
 「横綱に勝ったから信じられないとこもあるんで、うれしいと、信じられないの2つがかみ合わさっている」と思ったままを言葉にし、指導してくれる師匠の片男波親方(元関脇玉春日)へ「自分はあまり頭を使うのはアレなんで、師匠が考えてくれています」と素直に感謝するところも玉鷲らしい。
 連続出場記録も伸ばし続け、ここにきてさらなる記録。玉鷲の原動力は何なのか。テレビインタビューでそう聞かれると「やっぱり、家族ですね」と即答した。初優勝を決めたのが2019年初場所。その千秋楽の朝に、第2子となる男の子が誕生した。その子も今では「分かるようになってきたんで、勝ったか負けたか、見て言ってくれるんで。『よかった』とか」と付け加えた。
 師匠は日ごろから「まずは応援してくださる方や、テレビで見ていていただいている方々への感謝を伝えなさい。それを伝えて家族の話をしなさい」と教えている。審判を終えて部屋で取組を見ていた師匠は、インタビューを見て「家族と言ってましたね」と苦笑い。「記憶が吹っ飛ぶんでしょう。気持ちが幼い」とも話したが、こう続けた。「それが若さの秘訣(ひけつ)なんでしょうね」。師匠を妙に納得させる無邪気さを武器に、玉鷲の快進撃は続く。
◆連続場所金星
 昭和以降では、連続場所金星は4場所が最長。土佐ノ海が1998年11月場所から99年の5月場所(3月場所と5月場所は金星2個ずつ)、北勝富士が2017年7月場所から18年1月場所で獲得している。連続3場所は、この日の玉鷲を含め、過去に16人が達成している。

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