全国ドローンレースで優勝 四日市市・暁中の中澤さん喜び報告
2022年5月14日 05時05分 (5月14日 11時10分更新)
四日市市の暁中学校二年の中澤陸斗さん(13)が、国内最高峰のドローンレース「ジャパンドローンリーグ(JDL)」の上から二番目となる「エキスパートクラス」で初優勝した。十一日に市役所を訪れ、舘英次副市長に喜びを報告した。
JDLは全国各地で年間七戦行われ、中澤さんは四月に宇都宮市で開かれた今季第一戦に出場した。プロペラの大きさが約百二十五ミリのドローンで所定のコースを飛び、速さを競う。選手は、ドローン本体に取り付けたカメラの映像が見られるゴーグルを装着し、“ドローン目線”で操作する。最高時速は百キロを超えるという。
中澤さんは小学六年の春、父親の大樹さん(43)が仕事で使おうと購入したドローンに興味を持ち、遊び感覚で操作方法を覚えた。市内には練習場所がないため、愛知県豊田市のチームに所属して技術を磨いている。中学一年でレースに初参戦し、初心者クラスで三位入賞してエキスパートクラスに昇格。その後は新型コロナによるレース中止や右腕を骨折するけがに見舞われたが、豊田市の練習場で腕を磨き続け、念願の初優勝を手にした。
二十四人中四位で予選を通過後、準決勝を前にして吐き気がするほど緊張したという...
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