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“負の連鎖”断ち切るためFW陣の奮起を促した長谷川監督「おまえらがやるしかない」【名古屋グランパス】

2022年5月13日 18時29分

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DF中谷進之介(右)とコミュニケーションを取る長谷川健太監督

DF中谷進之介(右)とコミュニケーションを取る長谷川健太監督

 名古屋グランパスの長谷川健太監督(56)が13日にオンラインで取材に応じ、改めて得点力不足にあえぐFW陣に奮起を促したことを明かした。チームは同日、C大阪戦に向け、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習をし、本番に備えた。
   ◇   ◇
 リーグ戦12試合を終えて、マテウス以外のFW陣に得点がないという異常事態。昨季後半戦の得点源だったFWシュビルツォクもドーピング陽性の判定を受けたことで復帰時期が不透明という中で「『おまえらがやるしかない』と。『自分が(点を)取ってチームを勝たせるんだ』という気概を持ってやってもらいたいという話をした」。振るわないFW陣に向けて、指揮官が改めて活を入れた。
 危機感からか、FW陣の言葉にも、結果へのこだわりが見て取れる。柿谷が「目の前の試合でゴールすること、チームを勝たせることだけをみんなが考えてやれれば」と言えば、酒井も「みんながつないでくれたボールを最後にゴールへ押し込むのが自分たちの責任」と語気を強めた。ゴールまでの最後の詰め、“あと一歩”を埋めるため、全体練習後にも自主練習を重ねて感覚を研ぎ澄ませている。
 指揮官はただ、ストライカーの奮闘だけを求めているわけではない。「(中盤の3枚と)ウイングバックのところ。(攻守が)切り替わった瞬間にもっと攻撃への意識を速く持てれば」。守って終わり、ボールを奪って終わりではなく、積極的な攻撃参加でストライカーたちを援護できれば、自然と分厚い攻撃が仕掛けられるというわけだ。
 C大阪は今季これまでグランパスより6点多い計16得点を記録している。元日本代表MF清武が攻撃の中心だが、指揮官は「能力の高い選手がそろっている。きちっと約束ごとが決まっていて、ソリッド(硬質、堅固)な戦いをするチーム」とその戦う姿勢を評価。FW山田寛人(22)らの若手アタッカー陣も警戒した。
 10位・京都から16位・磐田まで勝ち点差5。グランパスを含め7チームがその中にひしめく混戦で、きっかけをつかめば一気に1桁順位、一気に上位もうかがえる状況。まずは勝って6戦連続勝ちなしの“負の連鎖”を断ち切る。そのためにも必要なのはFW陣の奮起、そしてゴール。先制、追加点と積み重ね、反転攻勢への糸口とする。

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