本文へ移動

越美北線に薄紫ライン 大野 タイムの花見ごろ

2022年5月13日 05時05分 (5月13日 10時04分更新)
薄紫色の花でじゅうたんのように越美北線の線路沿いを彩るタイム=12日、大野市陽明町1で(山田陽撮影)

薄紫色の花でじゅうたんのように越美北線の線路沿いを彩るタイム=12日、大野市陽明町1で(山田陽撮影)


 大野市下庄地区で、ハーブの「タイム」の花が見ごろを迎えている。JR越美北線沿線が二百〜三百メートルにわたって薄紫色の“じゅうたん”に彩られ、独特な香りを漂わせながら道行く人を癒やしている。
 地元住民でつくる「下庄をよくする会」が、二〇〇四(平成十六)年の福井豪雨で被害を受けた同鉄道の早期復旧を願って植え始めたのがきっかけ。現在は陽明町一丁目など、沿線付近の地区が中心となって維持、保全を行っている。
 十二日は暖かく、英国民謡「スカボロー・フェア」の一節も想起させるように穏やかな空気に包まれて、タイムが咲き誇っていた。同鉄道の車両が通る時間には、カメラを持った人たちも訪れて、車両と花を一枚に収めようとしていた。
 熱心に管理を続ける陽明町一の長谷川巧さん(69)は「(以前は)草がよく生えていたが、タイムのおかげできれいになった。維持できれば」と話していた。長谷川さんによると、見ごろは今週いっぱいがめどだという。タイムはシソ科の多年草。 (平林靖博)

関連キーワード

おすすめ情報