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育成出身・上田洸太朗、自信と反省の82球デビュー 昨季王者打線相手に5イニング3失点粘投【中日】

2022年5月13日 06時00分

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ヤクルト戦に先発した上田

ヤクルト戦に先発した上田

◇12日 ヤクルト3-1中日(神宮)
 自信と反省が入り交じった82球のデビューだった。雨が降りしきる神宮で、プロ初登板が先発の上田が5イニングを4安打3失点。初白星とはならなかったが、昨季王者打線を相手に粘投し、大きなインパクトを残した。
 支配下登録されてから5日後の登板。立ち上がりに捕まった。初めての神宮のマウンドに上がると、塩見、山崎の連続長短打で先制され、わずか11球で本塁のバックアップに回った。続く山田にも適時打を浴び、2失点。ただ、ここで「しっかり切り替えることができました」。4番村上は直球で追い込み、低めの変化球で空振り三振。中村を中飛、オスナを空振り三振に打ち取った。
 低めにコントロールする本来の投球を徐々に取り戻し、2回から4回までは無失点。3回には2死から3連続四死球で満塁とするも、オスナを二ゴロに打ち取り、ピンチをしのいだ。「フォアボールで崩れなかったのでそこは自信になりました」。5回に山田の右犠飛で3点目を許したが、持ち味は存分に見せつけた。
 富山県高岡市福岡町出身。「人が温かいところ。自然はいっぱいあります」。すげがさの生産は全国シェア9割を占め、コイの養殖が盛ん。初めて足を踏み入れた東京で、地元の人口と同数程度の観客約1万2000人の前で堂々のデビューを飾った。
 愛知・享栄高から、育成ドラフト2位で2021年入団。育成でのプロ入りを選んだのは「大学や社会人に進んで、3、4年後プロに行けるかというと、分からないという思いがありました」。選択肢としてあった社会人チームや大学進学の道は捨て、目の前のチャンスに飛び付いた。

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