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「若い力」市スポーツ遺産 金沢市が市小教研体育部会に認定証

2022年5月13日 05時05分 (5月13日 10時11分更新)
市民から提供された、約50年前に披露された若い力の演技の写真=金沢市スポーツ事業団提供

市民から提供された、約50年前に披露された若い力の演技の写真=金沢市スポーツ事業団提供

  • 市民から提供された、約50年前に披露された若い力の演技の写真=金沢市スポーツ事業団提供
  • 認定証を受け取る嶋崎和良部長(右)=金沢市鞍月小で

コロナ下再注目 「世代超えて根付いて」

 金沢市で受け継がれている集団演技「若い力」が、市スポーツ推進審議会から、市ゆかりのスポーツの歴史を伝える「市スポーツ遺産」として認定された。十二日には、市が鞍月小学校で、市小学校教育研究会体育部会に認定証を交付した。 (鈴木里奈)
 市スポーツ遺産は、市民のスポーツ文化に対する理解を深めるため、市ゆかりの選手のユニホームやボールなどを認定し認知度を上げたり、価値を再認識してもらったりする。
 無形遺産として、三月二十三日付で認定された。若い力は、一九四七(昭和二十二)年の第二回国体の開会式で披露され、今も市内の各小学校で演技指導が続けられている。毎年、市内の六年生による連合体育大会で披露されるなど、世代を超えた市のスポーツ文化として受け継がれている点が評価された。
 長年の歴史があることに加え、新型コロナウイルス感染症の流行で、距離を取って体を動かすことができる「若い力」に再び注目が集まっていたことや、市スポーツ事業団が写真や映像、過去の新聞記事などの資料を集めていたことで機運が高まった。
 市文化スポーツ局の東利裕局長が「共通の思い出として、世代を超えて根付いてほしい」と認定証を手渡し、体育部会の嶋崎和良部長が「長年、先輩方が継続して指導してきたおかげ。遺産の名に恥じないように指導していきたい」と受け取った。
 スポーツ事業団の担当者は「多くの人が若い力に対して強い思いを持っていることがわかった。これを機に途切れることなく続いてほしい」と歓迎した。
 今月二十日ごろまでに、市総合体育館のスポーツ遺産常設展示コーナーで、若い力を説明するパネルなどを展示する。スポーツ遺産は五十一件となった。

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