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いなべの保育園が未明に全焼 三重産スギを使った園舎

2022年5月12日 16時00分 (5月12日 16時00分更新)
全焼した市立笠間保育園=12日午前10時39分、三重県いなべ市大安町で、本社ヘリ「まなづる」から

全焼した市立笠間保育園=12日午前10時39分、三重県いなべ市大安町で、本社ヘリ「まなづる」から

  • 全焼した市立笠間保育園=12日午前10時39分、三重県いなべ市大安町で、本社ヘリ「まなづる」から
  • 火災発生前の市立笠間保育園=2013年(いなべ市提供)
 十二日午前零時ごろ、三重県いなべ市大安町門前の市立笠間保育園から出火、木造平屋建ての約千七百平方メートルを全焼し、同八時すぎに鎮火した。いなべ署や市によると、出火当時、園内には誰もいなかった。けが人もいないという。
 現場は三岐鉄道大安駅から南東約一・二キロで、田んぼや住宅に囲まれている。隣接する市立笠間小学校への延焼はないとみられる。いなべ署は、不審火の可能性は低いとみている。
 笠間保育園には四月時点で百二十二人の園児が通園。いなべ市によると、当面は休園とし、十二日は在園児を他の市内の保育園で受け入れてもらうよう取り組んだ。市の担当者は「本日は他園で対応可能となったが、欠席する園児も多い。十三日以降の対応については現在調整している」と説明。全焼した園舎などの再建については今後検討するという。
 笠間保育園の園舎は二〇一三年三月に完成。建材や内装に県産スギをふんだんに使ったことが特徴で、同年の木材利用優良施設コンクールでは最高賞に次ぐ林野庁長官賞を受賞した。十二日未明に火災現場に駆け付けた近所の六十代男性は「林野庁の職員が見に来たほどきれいで立派な園だったのに」と残念がった。

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