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トキ能登放鳥へ思い熱く 羽咋・資料館オープン  

2022年5月11日 05時05分 (5月11日 10時31分更新)
村本義雄さん(右)の説明を聞く来館者=羽咋市上中山町の国際朱鷺保護交流資料館で

村本義雄さん(右)の説明を聞く来館者=羽咋市上中山町の国際朱鷺保護交流資料館で

 村本さん「環境の整備を」

 NPO法人・日本中国朱鷺(とき)保護協会の名誉会長、村本義雄さん(97)が羽咋市上中山町の自宅敷地に建てた私設の国際朱鷺保護交流資料館が、愛鳥週間初日の十日にオープンし、一般公開された。見学者は村本さんからトキの生態について説明を受け、能登での放鳥実現に向けた熱い思いを聞いた。 (松村裕子)
 「トキは子どもが親の喉の中にくちばしを入れて餌をもらう。ちょっと変わった習性」。村本さんが写真を指さし解説した。能登の九市町などが放鳥受け入れヘ六日に協議会を発足させたが、「トキが餌を食べられる環境をつくらないと。今のまま放鳥したらかわいそう」と忠告した。友達と訪れた同市千路町、上杉よし子さん(75)は「トキを見たことがある世代なので懐かしい」と写真に見入った。亡父が村本さんと友人だった金沢市小坂町、主婦前浜三千代さん(60)は「九十歳を超えて資料館を造るなんてすごい」と驚嘆。岸博一羽咋市長も見学し「開館が放鳥へ機運が高まる契機になれば」と期待した。
 日中国交正常化五十周年記念展として、村本さんが中国のトキ保護のため約二十回、訪中した際に撮影したトキや現地の人たちとの交流の写真など二百点以上を展示。野鳥の映像を見るスペースもあり、村本さんは「子どもたちに活用してほしい」と話す。十六日までの愛鳥週間中、午前十時半〜午後五時に一般公開する。十七日以降は要予約。(問)0767(24)1223

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