観世流「能」の舞、愛好者ら初企画 浜松で公演
2022年5月11日 05時05分 (5月11日 05時07分更新)
浜松市の能の愛好者らでつくる浜松能の会主催の公演「能の舞 能の響」(中日新聞東海本社など後援)が八日、同市西区の雄踏文化センターであり、約百三十人が楽しんだ。
質の高い能楽を通して、市民に広く伝統文化に親しんでもらおうと初めて企画。観世流の山階彌右衛門さんらが、舞囃子(ばやし)の「屋島」「熊野」などを披露した。
能楽師による解説や装束付けのパフォーマンスなどもあり、魅力を幅広く紹介。浜松能の会会長の藤原功さん(55)は「能を身近に感じてもらえたのでは」と手応えを感じていた。今後も一〜二年に一度の開催を目指すという。 (山本真嗣)
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