ベトナムの文化を知ろう 四日市で企画展、29日講座も
2022年5月11日 05時05分 (5月11日 05時05分更新)
ベトナムをテーマにした展示が、四日市市諏訪町の四日市国際交流センター(YIC)のラウンジで開かれている。三十一日まで。(片山さゆみ)
市内に住むベトナム人は二月時点で千五百五十四人おり、外国人市民のうち国別ではブラジルに次いで多い。YICでは、約七十人のベトナム出身者が日本語を学ぶサークルに参加しており、歴史や文化、魅力を広めようと企画した。
色とりどりの民族衣装、アオザイは婚礼でも用いられる正装。学生は制服としても着用している。会場では、子ども用も合わせて十一着を展示している。
今と昔を比較できる婚礼の写真や、竹で編んだかさや竹細工なども並ぶ。ベトナム戦争中の出来事をテーマにした映画「ドゥン・ドット(焼いてはいけない)」の映像や、YICに通うベトナム人による出身地の紹介コーナーもある。
二十九日には、ベトナム・ハノイをテーマとした国際理解講座をYICで開く。YICで学ぶブイ・ティ・ニャト・チュンさん(32)とグエン・ティ・フォンさん(29)が講師を務める。チュンさんは「ハノイに残る古風な雰囲気を伝えたい」、フォンさんは「おいしい食べ物も魅力。ベトナムのことをもっと知ってほしい」と話...
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