本文へ移動

風疹予防訴える活動 教科書に   岐阜市の可児佳代さん

2022年5月10日 05時05分 (5月10日 13時14分更新)
自身と妙子さんのことが掲載された部分を指さす可児さん=岐阜市内で

自身と妙子さんのことが掲載された部分を指さす可児さん=岐阜市内で

 四月から高校の保健体育で使われている教科書に、先天性風疹症候群(CRS)で娘を亡くして以降、風疹予防の啓発に力を入れてきた岐阜市の可児佳代さん(68)が取り上げられている。

妊娠中感染障害のある娘、18歳で死去 

 CRSは、女性が妊娠中に風疹に感染することで、おなかの赤ちゃんに出る障害の総称。心疾患や難聴、白内障などがある。
 可児さんは一九八二年、妊娠中に風疹にかかり、生まれた娘の妙子さんには重い心臓病があった。妙子さんは、聾(ろう)学校高等部の卒業間近だった二〇〇一年二月、十八歳で亡くなった。可児さんと妙子さんのことを紹介しているのは、大修館書店の教科書。二人の写真とともに、妙子さんが幼いころから目や心臓の手術を受けていたことや、同じ思いをする親子がいないようにと可児さんが啓発活動を続けてきたことを紹介している。
 胎児をCRSから守るには、風疹の感染拡大をワクチンで防ぐことが重要だ。ただ、過去に女性だけが定期接種の対象となった期間があったため、接種の機会がなかった四十〜五十代の男性は抗体保有率が低い。可児さんら患者家族でつくる「風疹をなくそうの会 『hand in hand』」は、そ...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

おすすめ情報

医療ニュースの新着

記事一覧