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【Dr.'sサロン】HPVワクチン検討を  

2022年5月10日 05時05分 (5月10日 13時09分更新)
 性的接触のある女性であれば、50〜80%が生涯で一度は感染するとされるヒトパピローマウイルス(HPV)。若い女性で増えてきている子宮頸(けい)がんをはじめ、肛門がん、膣(ちつ)がん、性感染症の尖圭(せんけい)コンジローマといった多くの病気の発症に関わるウイルスです。
 感染予防にはワクチンが有効とされます。国内では二〇〇九年に接種できるようになり、一三年四月からは公費での定期接種になりました。ただ、接種後に生じうる多様な症状について十分に情報を提供できない状況だったため、国は接種勧奨を同年六月から二一年まで控えていました。その後、昨年十一月の専門家会議で安全性と有効性が認められたのを受け、本年度から再開しています。
 この九年間に接種の機会を逃した人は少なくありません。その救済として、未接種者が対象の「キャッチアップ接種」が始まっています。一九九七年四月二日〜二〇〇六年四月一日生まれで、定期接種の対象となる小学六〜高校一年の間に受けていない女性が主な対象。ワクチンの効果は対象年齢で受けるのが最も高いですが、それ以上の年齢での有効性も国内外の研究で示されています。
 自治体の案内を確認し、接...

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