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「喜び やって来るクル」 大人にこそ子ども力を

2022年5月10日 05時05分 (5月10日 10時47分更新)
皿回しに挑戦する参加者=上市町横越で

皿回しに挑戦する参加者=上市町横越で

上市で子育て支援交流会

 子育て支援をテーマにした交流会が八日、上市町横越のコミュニティー・カルチャールーム・クロポッケで開かれた。「富山・イタズラ村・子ども遊ばせ隊」の早川隆志代表(71)=富山市呉羽町=が講演し、「大人にこそ遊び力、子ども力が必要」と語った。 (坂本正範)
 上市、立山両町民のほか沢崎豊県議や上市町議ら約二十人が参加した。早川代表は子育てには大人が子どもと一緒に遊べるようになることが大事だとして「子どもの遊んでいる世界にくみする大人をつくりたい」と強調した。
 遊びのワークショップもあり、参加者は皿回しに挑戦。長い棒を使ってビニール製のおもちゃの皿を回転させようとしても最初はうまくいかず、クルクル回ると「できた」「見て、見て」と喜んだ。他の参加者は拍手し、童心に返ったような笑顔を見せていた。
 早川代表は皿回しができた不登校の子どもが保育園児に教えようと外出するようになったことを紹介し、「誰かに伝えたくなるのは人間の大事なコミュニケーションの力」と語った。新型コロナウイルスの影響で「親子が家で遊ぶ環境が整っているのに、できていない」とも指摘した。
 参加者はコーヒーやケーキを食べながら、リラックスした雰囲気で自身の家庭環境などを話し、子育てについて理解を深めた。
 長年、障害児教育に携わった早川代表は子どもの遊び環境を再生しようと「遊ばせ隊」として活動。皿回しを取り入れた「遊びのワークショップ付き講演会」という独自のスタイルで全国的に知られる。

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