セラピー犬とふれあい、命の大切さ考えて 美濃加茂でイベント
2022年5月10日 05時05分 (5月10日 05時05分更新)
けがや病気を抱えた人々を癒やす「セラピードッグ」などとのふれあいを通じて、命の大切さを考えるイベントが八日、美濃加茂市本郷町の東図書館であった。
県動物愛護推進員で「Dogボランティアクラブ」代表の坂本政子さん(78)=同市三和町=が講演し、家畜や医薬品開発で「私たちは動物の命をもらっている」と説明。保健所へ連れていかれたペットの犬の気持ちを紙芝居で語り、「先のことを考えて飼ってほしい」と訴えた。
イベントには坂本さんが飼うゴールデンレトリバーのエマ(八歳、雌)と設楽好正さん(71)=愛知県長久手市=が育てるラブラドルレトリバーのジェット(十歳、雄)が参加。エマは病院や高齢者施設などの訪問のほか、長良川鉄道の二代目「ときどき駅長」も務める。ジェットは介助犬の訓練を受け、しつけを身に付けた「優良家庭犬」の認定試験に合格している。
参加した親子連れらは二匹をなでたり、散歩させたりしながら、しつけ方のコツなどを聞いていた。
(近藤晶)
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