怪物ルーキー松木玖生 U―21代表候補合宿で自身の課題明かす「求められてること明確になっている」
2022年5月9日 19時05分
2024年パリ五輪を目指す世代のサッカーU―21日本代表が9日、千葉県内で候補合宿を開始した。初日は週末の試合に出場した選手はリカバリーで、それ以外の選手は軽めの練習で汗を流した。
有言実行の怪物ルーキーが新たに口にした課題は得点力アップだった。FC東京のMF松木玖生(19)はプロ入り後も開幕スタメン、初得点と着実に自らに課した目標を一歩ずつかなえてきた。この日の練習後に行われたオンライン取材でこう口にした。
「(3月の)ドバイカップを通して(U―21日本代表の)大岩監督に求められたことは自分の中では明確になっている。得点に関わるプレーをしないといけない。それはドバイカップが終わった後もクラブに戻ってから意識してやってきた」
その言葉通り、今月3日の福岡戦ではプロ初得点を挙げて今回の代表合宿に勇躍、乗り込んだ。
「クラブと代表では求められていることは違うが、ゴールに向かうことは同じ。もっと自分のところでゴールに関われたらいい」
代表や所属クラブでも「チームに一番貢献できる選手」を目指してきた。ピッチ狭しと動き回り、球際でも決して負けない。そして、ここぞのチャンスではゴール前へと飛び込んでいく。
パリ五輪世代の力試しとなる6月のU―23アジア杯(ウズベキスタン)に向け、「FC東京で得点することはできたが、もっともっとゴール前で関わっていかないといけない。今回の代表合宿でも大学選抜と試合をするので見せていきたい」と、さらなる自分磨きを誓った。
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