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介護現場に外国人の力 比女性6人 厚生会に入社 コロナ禍で半年遅れ

2022年5月8日 05時05分 (5月8日 15時58分更新)
厚生会に入社したフィリピン人の女性6人(前列)と関係者=福井市の福井厚生病院で

厚生会に入社したフィリピン人の女性6人(前列)と関係者=福井市の福井厚生病院で

 福井厚生病院(福井市下六条町)を運営する医療法人厚生会の在宅医療部に七日、介護の「特定技能」在留資格を持つフィリピン人の二十代女性六人が入社した。新型コロナ禍で入国制限の対象になっていたが、水際対策の緩和で約半年遅れて来日。入社式に臨み、日本での新生活に期待を膨らませた。 (中場賢一)
 特定技能は国内の人手不足を補うために外国人労働者の受け入れを増やそうと二〇一九年に新設された在留資格。厚生会は人材紹介などの「ONODERA USER RUN」(東京都)の協力を得て、六人を受け入れた。「ONODERA」はフィリピンで学校を運営しており、六人は日本語などを学んできた。
 入社式は福井厚生病院であり、厚生会の林讓也理事長が一人ずつ辞令を手渡した。林理事長は「心配せずに思い切って仕事をしてください。皆さんに周りのスタッフが教えることがコミュニケーションの始まりになる」と励ました。
 代表してカーチ・メイ・グラヤンさん(21)が、日本語で「日本に行きたかった。本当に幸せ。介護の仕事と日本語について学ぶことがたくさんあるので一生懸命頑張っていきます。介護福祉士の資格も取りたい」と決意を述べた。
 六人は福井市内の「あったかホームひまわり」で、介護スタッフとして働き出す。厚生会は夏にもさらに六人を採用する予定。

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