静岡が決勝進出、東海大会へ プロ注目の4番・吉田が先制打含む2安打【春季高校野球静岡大会】
2022年5月7日 15時41分
◇7日 高校野球春季静岡県大会準決勝 静岡9―6掛川東(草薙)
静岡が掛川東を破り、決勝進出を決めるとともに春季東海大会(21、22、24日、愛知・小牧市民球場ほか)への出場権を獲得した。プロ注目の最速147キロ右腕、吉田優飛投手(3年)は「4番・右翼」でスタメン出場し、先制打を含む2安打1打点と活躍した。
1回2死一塁で迎えた第1打席。2ボールから131キロ直球を振り抜くと、打球は中堅手の頭を越す先制の適時二塁打。「連打を打つ意識だったけど、結果的に長打になってよかった」と笑みを浮かべた。7回無死一塁では左前打でつないでマルチ安打。6日は自身の誕生日で18歳初の公式戦を最高のスタートで飾った。
187センチ、88キロの恵まれた体格で、マウンドに立てば最速147キロを投げる投打の二刀流。冬は上半身の筋力アップに取り組み、秋からベンチプレスでは20キロ重い80キロ以上を上げられるようになった。
今大会は投手としての登板はまだない。「打撃のいい時と投球がいい時がバラバラになってしまう」と自己分析。大リーグで投打で活躍する大谷の名前を挙げ、「投げていても、打つことができるのがすごい」と二刀流の偉大な先輩にあやかって自身の課題を克服する。
昨秋の東海大会では1回戦・大垣日大(岐阜)で先発するも2―7で敗れ、センバツ切符を獲得できなかった。「雰囲気に飲まれてしまった。その経験を生かしながら、チームで一体感をもって全力で戦いたい」と東海大会でのリベンジを誓った。
【あわせて読みたい】
【高校野球】津商2年連続の春の王者に 宮本監督「新チームでは初の県制覇なので自信に」
【高校野球】津田学園6点差で敗れるが投手陣成長に手応え 佐川監督「夏に向けて3本柱に」
【高校野球春季三重大会】津商が2年連続の春王者 打棒さく裂!津田学園下す
【高校野球】津商2年連続の春の王者に 宮本監督「新チームでは初の県制覇なので自信に」
【高校野球】津田学園6点差で敗れるが投手陣成長に手応え 佐川監督「夏に向けて3本柱に」
【高校野球春季三重大会】津商が2年連続の春王者 打棒さく裂!津田学園下す
関連キーワード
おすすめ情報