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親子で介護職 誇りのポーズ 世代超え同じ仕事 やりがい伝えたい

2022年5月7日 05時05分 (5月7日 09時55分更新)
カメラを構えるマンジョット・ベディさん(左)の前で、ポーズを取る山西さん親子=富山市安住町で

カメラを構えるマンジョット・ベディさん(左)の前で、ポーズを取る山西さん親子=富山市安住町で

  • カメラを構えるマンジョット・ベディさん(左)の前で、ポーズを取る山西さん親子=富山市安住町で
  • 新田八朗知事(中)を表敬訪問した「KAiGO PRiDE」のマンジョット・ベディさん(右)=6日、富山県庁で

▽富山できょうから写真展
 撮影参加者「改めて意欲」

 八日の「母の日」に合わせ、一般社団法人「KAiGO PRiDE(カイゴプライド)」(東京都)は七、八日の両日、介護職として働く富山県内の親子のポートレート展を富山市内で催す。世代を超えて選ばれる介護の仕事のやりがいや魅力を写真を通じて発信する。(山岸弓華)
 インド出身のカメラマンで、日本を拠点に活動している東京都在住のマンジョット・ベディさん(52)が二〇二〇年に法人を設立。介護にまつわる「きつい」「大変」といったネガティブなイメージを払拭し、介護職員に自らの仕事に誇りを持ってもらおうと、現役職員を被写体とした撮影会を全国で開いている。今回、県介護福祉士会が協力してモデルの親子を募った。
 四月上旬に富山市安住町で行われた撮影会には十一組の親子が参加した。自らカメラを構えたベディさんは、慣れない撮影にぎこちない様子の親子に「もっとお互いに近づいて」と声を掛けて緊張をほぐした。撮影が進むにつれて表情は柔和になり、手を取り合ったり、抱き合ったりするなど多彩なポーズでカメラに収めた。
 息子の徳馬さん(20)と参加した山西由加さん(50)=富山市=は「今回の撮影を親子の新たな出発点として、今後もお互いに高め合っていけたら」と笑顔。母の松本かなみさん(49)と撮影に臨んだ娘のかのんさん(20)=立山町=は「改めて介護の仕事を頑張ろうという思いが芽生えた」と話した。
 ベディさんは六日、新田八朗知事を訪問し「介護の現場は、ありがとうであふれている。クリエーティブの力でイメージを変えていきたい」と語った。同席した県介護福祉士会の舟田伸司会長は「介護の仕事を通じて、子が成長した様子も写真から見て取れる。介護の魅力を県内外に発信していきたい」と話した。
 ポートレート展は七日午前十時〜午後四時にサンシップとやま(安住町)で、八日午前九時〜午後五時に富山駅南北自由通路で開かれる。

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