6冠ならず…藤井聡太五冠の”最短8冠”は来年秋以降に 大橋六段に敗れ王座戦挑戦者決定トーナメント敗退
2022年5月6日 22時11分
藤井聡太五冠(19)=竜王・王位・叡王・王将・棋聖=は6日、大阪市の関西将棋会館で指された第70期王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で大橋貴洸六段(29)に129手で敗れた。6冠目獲得への道はあっさり閉ざされ、これで念願の8冠同時制覇は最短で来年秋以降となった。
藤井にとってプロ入り同期の大橋は、過去5戦して2勝3敗と負け越している難敵。いずれも藤井がタイトルホルダーになる以前の対局ながら、やはり合口の悪さはあるのか、本局も矢倉戦から終盤に形勢が二転三転する大激戦となる中、競り負けた。
終局後、藤井は「終盤は難しいかなと思いながら指していたが…」と無念の表情。前期もトーナメント1回戦で敗れており「2年続けて非常に残念な結果になった」と声を絞り出した。
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