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開道の祖 麒山和尚たたえる 珠洲の海蔵寺など 護摩札供養

2022年5月5日 05時05分 (5月5日 11時08分更新)
麒山和尚が彫ったとされる石仏を前に営まれた護摩札供養=輪島市町野町曽々木で

麒山和尚が彫ったとされる石仏を前に営まれた護摩札供養=輪島市町野町曽々木で

 江戸時代に輪島市の曽々木海岸と珠洲市の真浦海岸を結ぶ断崖に道を開いた、海蔵寺(珠洲市片岩町)八代住職、麒山瑞麟(きざんずいりん)和尚の功績をたたえる「麒山祭」が三日、輪島市町野町曽々木の「曽々木ポケットパーク」で開かれた。(日暮大輔)
 海蔵寺住職を兼務する天崇寺(てんそうじ)(珠洲市三崎町)の谷内口(やちぐち)英明住職ら三人がパーク内にある石仏の前で読経し、家内安全や身体健全など、住民らが願いを込めた護摩札をたき上げて供養した。
 麒山和尚は断崖に落ちて死者が出る難所だった同地に道を切り開くために浄財を集め、一七八〇年に事業に着手。九二年に完成させたと伝わっている。
 住民らでつくる曽々木自治会が主催し四十人ほどが集まった。新型コロナの影響で三年ぶりに営まれたため、刀祢(とね)聡会長は「久々に地域の催しができた」と喜んだ。曽々木青年団による地元伝統の八世太鼓の披露もあった。 

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