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「早川家住宅」本格公開へ 海津の国重文 15日から月に2日

2022年5月5日 05時07分 (5月5日 17時27分更新)
3月、公開に向けて早川家住宅の茶室で試験的に開かれた茶会=海津市平田町三郷で

3月、公開に向けて早川家住宅の茶室で試験的に開かれた茶会=海津市平田町三郷で

  • 3月、公開に向けて早川家住宅の茶室で試験的に開かれた茶会=海津市平田町三郷で
  • 公開される早川家住宅=海津市平田町三郷で
 海津市平田町三郷の国重要文化財(重文)「早川家住宅」が十五日に有料の一般公開を始める。二時間のコースで、建築の特徴や歴史の解説とともに住宅内を案内する。これまで研究や催しなどで紹介することはあったものの、本格的に公開するのは初めて。限定の予約制で、長期的な保存へ本腰を入れる。
 見るだけでなく往時の体験を盛り込む。住宅は一九〇四(明治三十七)年に完成。茶室を備えており、コースにも茶会を入れた。一八九一年の濃尾地震で被災した後に再建され、数寄屋造りで耐震対策を施しており、水害対策で地盤をかさ上げしている。二〇一九年に国重文に指定された。
 早川家はかつての豪農で四百年以上続く。住宅は千代保稲荷神社参道に近く、二十代当主の早川正彦さん(76)は「公開は参道の人出にも良い影響があると思う。地元に貢献したい」と話す。公開の収益を保存に充てる。
 案内は午前十時からと午後一時からで、定員は各回二十人。大人千五百円、小中学生千二百円。次の公開は六月一日で、原則毎月一、十五日に開く。予約は専用のウェブサイトを準備しており、当面は海津市社会教育課が電話で受け付ける。(問)市社会教育課=0584(53)1536(平日)
 (藤野治英)

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