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安易に捨てないで 街中あちこちにマスク

2020年5月9日 02時00分 (5月27日 05時34分更新)

浜松市内の路上や植え込みで見かけたマスク=畦地巧輝、斉藤直純、川戸賢一撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大防止で、歩道脇や街路樹の陰などでマスクを見かける。誰かが故意に捨てたのか、誤って落としたのかはわからないが、感染リスクもある。専門家は「人に感染させることもあるので安易に捨てないで」と呼び掛けている。
 浜松市東区宮竹町では、街路樹のツツジの下に隠れるように白いマスクがあった。飲食店が再開した中区肴町の歩道でも、白いマスクが風に揺れていた。
 市内の清掃業者によると、花粉症シーズンにマスクを着ける人が増えるため、「マスクは以前から一定数落ちていた」。それでも、今はいつも以上に回収するスタッフに注意を促しているという。
 浜松医大の鈴木哲朗教授(ウイルス学)は「乾いた紙の上でウイルスは半日から一日、感染力を保った状態でいる。そこに触れた手で口や目をさわると感染する可能性がある。回収時はポリ手袋を着けるなど防止策を十分とるべきだ」と指摘した。
 環境省は、家族に感染者がいる場合のマスクの捨て方をネット上で公開した。直接ふれない、ごみ袋はしっかりしばり封をする、手をよく洗う-の三つを挙げている。
(勝間田秀樹)

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