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【スーパーGT第2戦】富士450キロ スープラ、NSX、Zの3メーカー拮抗! 戦略勝負!

2022年5月2日 10時00分

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3メーカーの実力が伯仲するGT500クラス=開幕戦のスタートから

3メーカーの実力が伯仲するGT500クラス=開幕戦のスタートから

【スーパーGT】第2戦「FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE」▽4日決勝▽静岡県・富士スピードウェイ
 GT500クラスは4月の開幕戦(岡山国際サーキット)で、トヨタGRスープラ、ホンダNSX、日産Zが表彰台を分け合い、3メーカーの車両性能が拮抗(きっこう)していることが証明されたばかり。第2戦は450キロの長丁場となるため、戦略がカギを握りそうな気配だ。
◇  ◇  ◇
 日産陣営が新型車のZを投入したことで戦力が拮抗し、まさに三つどもえの戦いになった。サーキットとの相性により多少の差は生まれるだろうが、選んだタイヤが天候に合っているかを含め、チームによる微妙な判断が結果に大きく影響する情勢だ。
 開幕戦も予選まではスープラ勢がやや有利な状況だったが、決勝では一変。レース直前に施したセッティング変更が当たったスープラを駆るルーキーが独走状態に持ち込んだものの、それ以外は大混戦となった。一時は順位を落としたNSXのクニミツが終盤の鮮やかな2台抜きで2位に食い込めば、グリッド後方からスタートしたニスモ&NDDPのZ勢の追い上げも目立った。選んだタイヤや、チームの戦略が結果を大きく左右した。
 第2戦の富士も状況は変わらないだろう。450キロの長丁場になることで、ドライバーマネジメントやタイヤ選択の幅が広がり、チームが採った戦略がモノを言いそう。まだ1戦を終えただけのため、成績に応じて重りを積む「サクセスウェイト」の影響も出にくく、開幕戦で好成績を残したチームが連続して快走する可能性もある。
 ルーキーの大嶋和也は「重りを積むので予選は前に出られないだろうが、距離も長く、チャンスはある」と連勝に虎視眈々(たんたん)。コンビを組む山下健太も「戦略の幅も広がるし、目標は(開幕からの)連勝」と言い切る。
 Z勢も侮れない存在となるだろう。ミシュランタイヤを履く2台は、予選こそ沈んだが、開幕戦の追い上げは目を見張るものがあった。予選14番手から5位まで盛り返したNDDPの千代勝正/高星明誠は「次はもっと上へ―」と言葉をそろえれば、9番手から3位表彰台に上ったニスモのロニー・クインタレッリも「次の富士は大好きなコース。強い姿を見せたい」と力が入る。
 ホンダNSX勢は富士の長いストレートをやや苦手とするが、テクニカルなコース終盤にタイムを稼ぐなど食い下がってくる。クニミツが連続して上位入賞を狙っているのに加え、開幕戦でセッティングを決められなかったリアルや、前走車を抜ききれなかったARTAも雪辱に燃えている。
 また、公式テストでトップタイムを連発したauトムス(スープラ)も、富士での大駆けを狙う。開幕戦は予選、決勝とも6位。今季からGT500デビューのジュリアーノ・アレジが慣れていないことも影響したが、コンビを組む坪井翔は「ジュリアーノ選手も経験を積めばもっと速くなる。一緒にパフォーマンスを上げたい」と全面サポートを誓う。走り慣れた富士で一皮むける可能性を秘める。
 横一線に並んだ感が強いgt500の15台。どこが抜け出してくるのだろうか―。

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