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圧巻の奪三振ショー 最速147キロ左腕7イニング10奪三振で愛工大名電完封勝ち【高校野球・愛知】

2022年4月30日 21時51分

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愛工大名電・有馬伽久

愛工大名電・有馬伽久

◇30日 高校野球・春季愛知県大会準々決勝 愛工大名電7―0愛知商(7回コールド、愛知県岡崎市・岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)
 愛工大名電は愛知商に7―0で7回コールド勝ち。先発の最速147キロ左腕、有馬伽久投手(3年)が7イニングを投げて4安打、10奪三振で完封した。
 注目の左腕が圧巻の奪三振ショーを披露した。今大会初登板となった愛工大名電の有馬は、切れのある直球と変化球で愛知商打線のバットに空を切らせた。3週間ぶりの実戦登板ながら、7イニングを4安打無失点、10奪三振の内容に「肩は軽くて球は走っていた。久しぶりの投球で制球できない部分があったが、結果的に抑えられたのはよかった」と笑みを浮かべた。
 序盤は「球速ばかり意識してしまった」と気合が空回り。変化球が高めに浮き、3回まで毎回安打を許した。ベンチで倉野光生監督(63)から「もっと打たせていったら」と声を掛けられ、4回以降は打たせて取る投球に変更。自然と力みがなくなり、「変化球も低めに集まるようになった」と修正に成功し、最後の7回は3者連続三振に仕留めて試合を締めた。
 冬の成果が目に見えて現れた。冬はウエートトレーニングと高性能弾道測定器「ラプソード」を使った分析で球速アップと直球の質の向上に取り組んだ。昨秋は最速141キロだった直球は、3月の名古屋地区2次予選で147キロを計測。この日の最速は145キロで、「空振りが取れるような直球を目指していきたい」とさらなるレベルアップに意欲を燃やす。
 星城との準決勝へ向け「打たせて取る投球で守備からリズムをつくり、攻撃につなげていきたい」。秋から一皮むけたエースが、愛工大名電を2季ぶりの愛知の頂点に導く。

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