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石川遼、自身3度目ホールインワンに浮かれず 首位と5打差11位からミラクル再び⁉【中日クラウンズ】

2022年4月30日 20時41分

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第3日、7番でホールインワンを達成し、8番アイアンとボールを手に笑顔の石川遼

第3日、7番でホールインワンを達成し、8番アイアンとボールを手に笑顔の石川遼

◇30日 男子ゴルフ 中日クラウンズ第3日(愛知県東郷町・名古屋GC和合C)
 悪天候のため順延された第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、48位で決勝ラウンドに臨んだ石川遼(30)=カシオ=が日本ツアーで自身3度目のホールインワンを達成。この日のベストスコアの64をマークし、通算6アンダーの11位に浮上した。青木功、尾崎将司に続く史上3人目のクラウンズ連覇を狙う岩田寛(41)が通算11アンダーで単独首位。2打差の3位で香妻陣一朗(27)=国際スポーツ振興協会、今野大喜(25)=フロンティアの介護=らが追っている。
     ◇
 2010年に当時の世界最少スコアの58をマークし、大会史上最年少の18歳で優勝した舞台で、石川が再びミラクルプレーを演じた。10番からスタートした第3ラウンドの7番パー3。181ヤードの1打目を8番アイアンで打った。球は右からフォローの風に乗り、グリーンへ着弾後に一度跳ねてからカップに吸い込まれた。
 「入ったのは見えた。『あー、うれしいなー』という気分にはなった。ただ、今までよりは落ち着いていた。裏街道だったし」。裏街道とは成績下位の選手が10番から始めることを指す。上位争いをしていなかった分、高揚感は少なかったようだ。
 第3ラウンドの7番はピンが奥に切られ、難易度が上がっていた。「バーディーを望んでいなかった」。望外のホールインワンは逆に緊張感を高めた。「次のホールは硬さがあった。ボギー、ボギーとなったらホールインワンをしなかった方がいいぐらい」。残り2ホールでボギーを打たないように気を引き締めた。
 8番をパーでしのぎ、迎えた最終9番パー4では1打目をピンの手前65ヤードに運んだ。同組の2人が2打目を打ち終えると、59度のウエッジを振り抜いた。球はグリーンでバウンドし、ピンそばに止まっていた金庚泰(キム・キョンテ)の球をはじき飛ばした。
 打ち上げになるため、球の行方は見えなかった。「歓声と悲鳴が聞こえて、どう捉えていいのか」。狙いより3ヤード奥に球が落ちたため、危険地帯のグリーン奥にこぼれたかもと不安もよぎる。「ラッキーだった」。1メートルのバーディーパットを決め、終盤にギャラリーを大興奮させた一日を終えた。
 今大会からアイアンのシャフトを柔らかくしたこともあり、第2ラウンドまで距離感が合っていなかったが、ようやく距離感をつかみつつある。「緊張感、わくわく感が高まる位置でどういうゴルフができるか楽しみ」。首位と5打差。1番からスタートする最終日、ミラクルは起きるのか。
 ◆石川遼のホールインワン 2010年パナソニック・オープン第2日に6番でツアー初のホールインワンを達成。2度目は11年三井住友VISA太平洋マスターズ最終日の17番ホールで。米ツアーでは2度あり、13年プエルトリコ・オープン、15年クイッケンローンズ・ナショナルで決めた。「プライベートでは1回しかない。小平(智)さんと正月に回ったとき、250ヤードのパー3でホールインワンをした」(石川)

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